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こんにちは、笹川マイカーセンターです。今日はホイールシリンダーのお話です。

ホイールシリンダーとはブレーキの部品です。ブレーキは大きく分けてディスクブレーキとドラムブレーキに解れます。特にリアブレーキに使われているもので、シリンダーとピストンの2つの部分で構成されています。

車のブレーキは油圧を使っており、この油圧でピストンを動かしてブレーキシューをブレーキドラムに密着させて制動力（止まる力）を作り出します。

このホイールシリンダーですが、アルミニュームでできているものありますが、スチール（鉄）でできているものもあります。鉄の場合ブレーキオイルの性質上水分を含みやすいので、場合によっては錆が生じてピストンとの間の密閉不足になりブレーキオイルが漏れることがあります。

車検の時に割と交換になるケースの多い部品です。ブレーキカップキットと呼ばれるゴムでできたビストンのシールを交換する作業になります。特にスチール製のシリンダーの場合はこの中をしっかりクリーニングしたのちに新品のカップキットをはめたピストンを組み込みます。

車検のたびにブレーキオイルを交換していると多少痛みにくくはなりますが、それでもやはり劣化は防げないのでカップキットの交換はできれば毎回おすすめしたい部品です。

画像はピストンを外したホイールシリンダーの中です。(ピンボケですみません)できれば、車検のたびにカップキット交換をお勧めします。約５～６千円ほどでできますので2年に一度は交換してください。